DIY・リーフバッテリーでポータブル電源を製作(その2)
実際に手を使ってやってみるというのは、いつも思いますが、本当に良い経験になります。
知っているつもりのことと、経験によって知ったことは本当に別物ですね。
ポータブルバッテリーを組むことは、そんなに難しくないと思います。二度目なら。
しかし初回はまさに、試行錯誤の連続。いくつか作ってみてやっと理想形になります。
そのいくつかを作れる環境や時間があれば良いですが、そうでなければ市販品の圧勝。
そうは言うもののやはり市販品はものすごく高価なので、キットが良さそう。キットがあれば手軽で、無駄なく、作る楽しみを経験できるように思います。
何について苦労するのかというと・・・・
1、仕上がりサイズを小さくしたいと思うので、必要なアイテムの配置でテトリスになる。
2、熱対策を考えるので、隙間の確保も必要になる。
3、使いやすいものにしたいと思うので、実際の使用シーンを何度もイメージする。
4、安全性を重視するし、配線作業の途中で間違いをしたくないので慎重になる。
5、ネジの増し締めやメンテができるようにしたいので組みやすさだけでなくバラしやすさも考える。
6、1から5がルービックキューブのようになって問題が絡み合う・・・。
クルマのエンジンルームの配置を考える人、すごいです。補記類の位置がどうにも悪い車があったり、小さなパーツひとつを交換するためだけにいくつものパーツをバラさなければならないエンジンがあったりするのも理解できると思いました。
スマートフォンの設計なんかもすごいと思います。小さなところにいろいろなパーツを組み込んでひとつのものを作る、そういうものすべてに対するリスペクトを新たにしました。