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DIY・日産リーフのバッテリーを家庭用/オフグリッド・蓄電池にする場合について(その1)

DIY日産リーフのバッテリーを家庭用/オフグリッド・蓄電池にする場合について(その1)

 

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自動車用のリチウムイオン電池は過去も未来も、家庭用の蓄電池の素材として「走り続ける」と考えます。

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コストのかけられ方が段違い。製造上の効率優先で作られた汎用電池をクルマに搭載するという考え方で作られていない。クルマという、どこでどのように使用されるかという想定の幅がとても広いものであって、メーカーの責任、覚悟、リコール体制などなど、非常に堅い土壌の上で世に出されている。「中古の電池なんて・・・」と、誰もが最初は思うかもしれない。それでも触っていると、良いものは良いと思い知らされます。「マキタやダイソンのバッテリーパックだって突然死するし、バラせば・・・」と反論するマニアもいる。それについてはそのうちに書きます。

 

スマートフォンのリチウムだって・・・」という反論は鋭い。リチウムについて考える好材料です。毎日急速充電するような人と、毎晩充電したまま放置する人と、三日に一度、充電できたらすぐにケーブルを外すような人とでは、スマートフォンのバッテリーの耐用年数がまるっきり違います。(家族で一気にアイフォン使い始めた人、振り返ってみると、家にいるママやおばあさんのアイフォンだけ長持ちしていませんか?)

 

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「その電池のコンディションで選ぶ必要がある」

自動車用を家庭用の蓄電池にする場合、選別が必要。

あるいは、容量を多めにすると良いです。

走行できる距離が短くなってしまった車のリチウムでも、家庭用としてはそこから10年、20年くらい使うことができることがわかってきました。それは内部構造の丈夫さと電極の確かさ故のこと。そうでないリチウムイオン電池の場合、繰り返し使用に強いと宣伝されていても、実際にはぱたりとゲームオーバーになってしまう。その理由もそのうちに書きます。

 

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コンディションのチェック方法の第一歩として・・・「エンジン車とは違って、クルマの走行距離は単なる目安。セグメント数はかなり信頼できる指標」と記憶して良いと思います。

 

(つづく)