DIY・ソーラーパネルを一人で屋根まで持ち上げる方法
DIYにはさまざまな壁がありますね。その壁を乗り越えるのがDIYの楽しさ。
ソーラーパネルを屋根に乗せる作業もなかなかのハードルです。
プロは専用の道具を使います。瓦職人が使っていたような、自力で登る装置付きのはしごのようなものを使います。あるいは、クレーンで吊り上げるかもしれません。
DIYの場合は人海戦術に頼るのもひとつの手ですが、20キロほどもあり、鋭角を持つパネルが落下すれば大怪我をしてしまいます。リスクは物損だけに留めたいものです。
僕が採用した方法は昔の木製ハシゴを使う方式です。すべて単独、一人で作業します。動力も自分の身体だけです。
ハシゴは、古民家の解体現場からもらいました。ハシゴでなくても、棒材と板でもできます。ハシゴは自分が登るためには使わず、パネルを途中まで持ち上げて仮置きするためにしか使わないからです。
作り方は簡単です。一階と二階のおよその中間点に20センチ幅程度の棚を取り付けるだけです。使い方も簡単です。自分の力でパネルを持ち上げてこの棚にパネルを置き、その後に上から引き上げるだけです。全て木製なら、パネルを滑らせても深刻な傷はつきませんし、使い終えたら解体して別の用途に流用できます。