DIY・オフグリッド・日産リーフのバッテリーと実用例(欧米、新興国、日本の違い)
オフグリッドを志す人がきっと通る道。
それは、日産リーフのバッテリー使用例の研究。
各地の傾向を、僕が知り得た範囲でまとめておきます。
1、欧米・・・
・48Vが多いけれど、24Vや12Vの事例も。
・BMSは全体でひとつ。
・周辺設備も、工作の現場(ガレージなど)もよく整っていることが多い。
・疑問・・・コスト合うのかな? 高級な趣味?
2、新興国・・・
・自由な実験が目立つ。
・BMSなしで膨張させてしまった事例もちらほら。
・巨大化の傾向あり?
・疑問・・・コスト合うのかな? 粗悪商売と表裏一体?
3、日本・・・
・消防法(ずいぶん昔から変わっていないらしい)が障壁。
・48V仕様の場合、7パックに対してひとつのBMSをつける傾向。
・並列による循環電流を強く意識。
・疑問・・・ごく一部の人だけがノウハウを持っている?
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他のいろいろな物事の傾向のとおり、欧米は、「スタイリッシュだけれど大味」で、新興国は、「人間味あふれるけれどやや不安」、日本は「ガラパゴスだけれどなんとなく安心」・・・今のところ、こんな風にまとめておきます。
最後に、日本のロケット開発者の話(1992年頃)をご紹介・・・
「設計の安全係数が日米で全然違うので、日本の基準ではなかなか飛ばせないんです」