DIY・オフグリッド・日産リーフのバッテリーと社会の眼(欧米、新興国、日本の違い)
ニッサン・リーフのバッテリー・リユース方法が確立されつつあります。
バラしてポータブルバッテリーにするとか、リフレッシュしてそのままリーフの交換用にするとか、ソーラー発電の蓄電池にするとか。
このようなことについて、やはり欧米が革新的で、そして早い。いずれもすでに進んでいます。事業としても、DIYとしても一言で言えば洗練されています。
また、新興国も別の意味で革新的で、そして早い。こちらは事業ともDIYとも言い切れず、町工場系あるいはマッドサイエンティスト的なアプローチが目立ちます。傾向として、素朴だけれど実用的。
一方、日本は事業として遅い。DIYの傾向も独特で、洗練と素朴の中間。社会の眼としては、ややアンチ? それはそれはたとえば、ブログやYoutube への書き込みコメントでよくわかります。
例えば、アメリカと日本で、ほとんど同じようなことをしている動画をチェックします。
動画の内容は同じようなコンセプトで同じような人が行う似たようなものであっても、コメントの内容がまるで異なります。
アメリカの場合は賞賛、共感が目立ち、日本の場合は批判、反発が目立ちます。面白そうだからやってみようというよりはむしろ、まるで反社会的なことのように受け止める人が多い? 気のせいと思いたいのですけれど、アメリカの場合は個人名を出している人が多く、日本の場合は匿名の人が多いという傾向もあって、ネットに積極的に関わる人のタイプやネットに向かう姿勢のようなものがそもそも全然違うのかもしれません。あるいは、言葉や思考ロジックの違いもあるかもしれません。それにしても、ざっくりいってしまうと、日本はちょっと、こういうことについて、息苦しい環境なのかなと思います。
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パラボラアンテナとか、ISDNなど、次に「光」が来て、そこですぐに終わるとわかっていてもイナゴの大群のように大衆を飲み込むことがある一方、圧倒的に良いものでも、なんだかんだと広まることのないものもありますよね。・・・そんなことについてはまたいつか書きます。