エアストリームの雨漏り修理(その4)
開口部の周囲を磨きます。
傾斜を利用できるくらい、つまり、水の流れをイメージできるくらいに。
写真は、磨きすぎと思われるかもしれませんが、こんなに広い範囲を磨いた理由は、アンテナ取り付け部分とルーフベント部分がフラットあるいは凹みになっていて、水を引き込む形状になっていたためです。
平らな部分の水密性を求められるのなら非常に高い技術が必要ですが、傾斜があれば比較的容易です。
今回は、95センチ角の範囲を磨き、磨いたらすぐにミッチャクロンを塗って、開口部周囲にはポリコークを塗り、その外周には防水効果の高い別のコーキング剤やテープを使って、90センチ角のアルミ板を貼り付けることにしました。ケミカル系の全てがダメでも、アルミ板がそこにある限り、エアストリーム本来の局面による傾斜が水を流してくれるという計算です。
ただしこれでも、暴風雨が長時間吹き付ければ、どこかに水の道ができてしまうだろうと思います。そのような何年かに一度のリスクのためにネジやリベットを使うことは、今回はやめておきます。