移動式コンテナハウスを製作するプロジェクト アメリカ製の車載トレーラーの修繕作業 塗装 その1
苦手科目だった塗装作業。
コンプレッサーをもらえるというラッキーなことがあって、スプレーガンを購入してみたら楽しめるようになりました。缶スプレーを買うのは、調色してある塗料がどうしても必要なときだけになりました。
しかし、塗装前の下地処理はやっぱり苦手です。塗装のポイントは下地作りと、きっと経験者はみんな言うでしょう。そしてそれは本当にそうなのだろうと思います。
そうは言うものの、プロが満足するような下地をつくれるとは思えない。それでモヤモヤするのですが、何年か前に出会ったいくつかのペンキがものすごく高性能で、とても気に入っています。
1、ローバル(鉄がむき出しの場合に。亜鉛めっきに近い防錆能力)
2、ミッチャクロン(塗料が乗りにくい素材に。ケレン作業できないところに)
3、ファインフラット(アルミ&木材に。ただのつや消し白。ほんとに真っ白。すごく塗りやすいです。水性。アルミに塗っても耐候性は十分ということは確認済みだけれど、下地が錆びているような鉄部に塗ると、数日以内に錆色を表面に連れ出すような性質があるようなので注意が必要。木部には、水で薄めて塗れば染み込んでぼんやりとしたいい感じ。すごく薄い塗膜になるので、あとでバキバキ剥がれることもなし。この他、油性の塗装面が乾いたあとで、これをベースに好きな色を作って仕上げ用に使うのもアリ)
4、サビ取り不要トタン用(鉄部に。屋根の塗り直し用に販売されているどれでも良さそう。このところ数年で、いくつか試しましたが、どれも油性のものならすごく厚みのある塗膜ができて、乾くときに表面にシワが入ったりすることもほとんどない。鉄製の複雑な形状のものに気前よく塗ると、塗装というよりはむしろコーティングされたようなとろっとした仕上がりになります)
5、ノックスドール(普段触れない鉄部に。塗料ではなく、錆止めワックスですが、これはほんとうに強力。クルマなら、床下やドア内部などに吹きつける。錆びていてもそれ以上錆びなくなります。 何年かして触れてみると、表面だけかるく硬化していて、内部はワセリンのような状態)
今回は、これらの信頼している塗料たちを総動員して仕上げます。