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移動式コンテナハウスを製作するプロジェクト アメリカ製の車載トレーラーの修繕作業 塗装 その3

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塗装がこんなに大変とは。

 

<反省点>

 

1、塗り分けるのなら、計画性が必要。細かな部分から順に仕上げて、マスキングしつつ、大きな部分を仕上げると、マスキングという意味では効率が良い。細かな部分を塗るために大きな部分をマスクせずに済むので。

 

2、マスキングのラインをきっちりシャープに出すためには、生乾きのときに剥がす必要がある。早すぎると垂れるし、遅いと塗料がバリバリ割れて飛ぶ。

 

3、大きなものは塗ってみないとどうなるのかわからない。先にイメージするのが非常に困難。

 

4、濃い色の上に白を塗るのなら、絶対にサフが必要。

 

5、何より、完成イメージに迷いがある状態での塗装は無理! 白にしたいのか黒にしたいのか、塗り分けたいのかをはっきりと決めてから行動しないととても効率が悪い。(今回がそう)

 

・・・ 結局、全体を防錆のために黒にしたところから白い部分を作って塗り分けようとした結果、どうにも「白と黒のシマシマ」に見えておかしな雰囲気になってしまうと判明し、そのために急遽白い部分を大幅に増やす結果(ほとんど真っ白)となり、サフも吹けずにそのまま白をどんどん吹いて、しかしベースが黒なのでなかなか染まらず時間を浪費してしまった。それでも、いろいろな色をひととおり試してみることができたので、それはそれでよかったと思います ・・・

 

<塗ってみた色の印象>

 

1、サフ仕上げのつや消しグレーは、戦闘機みたい。かっこいいけど、なんだか物々しい印象。

 

2、ツヤありの真っ黒は、鉄っぽくて重厚感があるけれど、「鉄工所から来ました」みたいな感じであまりにも普通。

 

3、黒の中に白い部分をつくって塗り分けると、白いクルマが黒いホイールを履いているようなイメージだったり、ルーフだけ黒いクルマのようなイメージになるかと思ったら、必ずしもそうならず、どうにも不気味な印象になってしまった。これは形状や白と黒の割合の問題と思う。

 

4、ツヤありの真っ白は、眩しくて、すごく大きく感じて、やっぱり飛行機みたいな感じ。きっと汚れると、「商用車デス」みたいな感じになるのかなと予測。・・・今回はこの色をベースにして、ちょっと遊びの要素を取り入れつつ、仕上げてみようと思います。