Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

中古重機の買い方、選び方と、その考え方(ユンボ・フォークリフト・運搬車など)その1

この20年ほどで、いろいろな中古機械との出会いを経験しました。

ビジネスとしてではなく、純粋にユーザーとして。

 

売買は数回ですが、レンタルは何度も。

 

最近はレンタルを完全にやめて、使うなら買う。使わなくなったら売却するという方針。

 

その理由としては、使いたいときにすぐに使うには所有しておく必要がある。逆に言えば、借りに行くことや返しに行くことのために時間をかけられない。ーこれがまず大きい。

 

もう一つの理由は、一般向けオークションの成熟によって、中古市場の透明性が高くなってきた。つまり、価格と内容のバランスの良し悪しを、調べる手間さえ惜しまなければみんなが評価できるようになってきた。これなら、とんでもないものを高値で買ってしまう心配はあまりないし、売ることもあまり困難ではない。

 

ビジネスなら、徹底的に安く仕入れる方法を日々考えるでしょうし、いかに高値で売るかも必死に考えるはずですが、ユーザーとしては、どちらも合理的であればそれで良くて、合理的であるかどうかは、買った方が安上がりかどうかというチェックだけで判断できます。

 

例えば、ミニユンボを年間30日、散発的に使うとして、その都度借りていたら時間の制約がある上に、運ぶ手段も借りるのならレンタル料はたぶん、60万円以上にもなります。一方、同じようなものをうまく中古で買うなら100万円。故障やメンテにいくらかかかるとしても、その程度の使い方なら一年後の売却価格が50万円を切るようなことはないはず・・・ と思われる場合は買った方がいいー そんなシンプルな考え方です。

 

経験では、3年間好きなだけ使って、手放す時にはたまたま相場が良かったせいもあって、価格がまったく下がらなかったことがあります。

 

法人なら、節税策としてもいろいろと工夫できますね・・・

 

それでも、中古機械特有の博打はありますので、たぶんそこが肝心。

あくまでも個人的な見解ですが、これまでの経験から理解できたポイントをご紹介します。