Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

中古重機の買い方、選び方と、その考え方(ユンボ・フォークリフト・運搬車など)その2

選び方のポイント・・・プロには当然のことかもしれませんが・・・ ユーザーから、ユーザーへのメッセージとして記録しておきます。

 

1・「写真がキレイ!」は要注意

(中古機械に限ったことではないかも・・・)お化粧がきつい場合があります。

もしろん、中身も良くて、見えないところまでよく気が使われていることもあると思いますが、本物のリフレッシュなのか、それとも高く売るための化粧なのかを見極められる人向き。

 

2・「写真がいい加減!」も要注意

撮影時間帯が明らかに夜〜 とか、ピンボケ〜 とか、逆光〜 とか、肝心なところが写っていないとか。実際には物は良くて、単に撮影が苦手な人によるものかもしれませんけれど、あまりに忙しくてその商品にかまっていられないとか、ほんとにいい加減とか、そんな理由があるかもしれない。いずれにせよ写真が勝負の世界でその写真を改善できない、誰も指摘しないのなら、何らかの問題アリのサインと見るべきかなと思います。

 

3・「来歴」が見えるか?

負荷の大きなところや、不規則性の多いところで使われていたものはひどいダメージを経験している可能性が高くなります。もちろんオペレーターや現場のルールや環境に大きく左右されるのであまり強い目安にはならないかもしれませんが、安全ルールの厳しい企業で使用されてきた個体と、素人集団が変化に富んだ場所で使っていた個体との差は大きいはず。知らない間に限界に挑戦していたり、限界を超えて壊れていたり。プロが使っていたものでも、水道工事現場よりは石切場のほうが負荷が大きく、機械が向き合った相手の大きさや重さや位置や角度などの変化も大きいはず。というような考え方で来歴を受け止めます。

 

4・「安い理由」を理解できるか?

中古市場で良い買い物ができると信じるなら、掘り出し物はないと信じるべきです。

クルマとほぼ同じで、安くなる理由は、A・古い・B・程度が悪い・C・使用時間が長い・D・人気がない・E・ワケあり物件・・・ 安い理由のうち、ユーザーにとってのベストは、売主が早く処分したいというような、モノ自体ではないところにあるものです。あるいは、ちょっとした不具合なのに、直すくらいなら安く売ってしまえという流れ作業的な考え方によるもの。

 

5・まとめ(究極のポイント・ほんとうに個人的な見解!)

・化粧なし物件。傷、汚れもそのままで。

・他の出品からも良い雰囲気を感じる売り手。

・来歴が明瞭で、経験した負荷が軽いもの。

・古いかどうかと、使用時間の長さ(距離、アワー)はあまり気にしない。

・気にするのは、使用環境と愛情の注がれ方だけ。

・不人気機種には相応の理由があるし、売却が難しくなるので避ける。