トヨタ・コースターのカスタマイズ （中古のエンゲル冷蔵庫）
伝説とも言える、エンゲル冷蔵庫。
初めて知ったのは、トヨタのカタログ。なんだこれ？ 冷蔵庫？ マイナス18度？ 保温もできる？ すごいすごい。と、思って調べて、イワタニのガスを使うタイプにも感動して、そのサイズに驚き、価格に驚き、結局何十年も冷蔵庫は買えないまま。ずっとクーラーボックス。だから最近の高性能クーラーボックスを必要としないほどに、クーラーボックスの扱いや工夫には慣れています。二重にしてみたり、中に布シートを入れて湿らせて、表にはサンスクリーンをつけて、などなど。
しかし、いよいよコースターの稼働となると、こんなに広い車内でソーラーパネルもサブバッテリーもあるのだから、冷蔵庫くらいの装備は欲しい。必要かどうかよりも、使ってみたいという気持ちが強い。氷を買うより安いかもしれないし。
さて、それでいろいろ検討して、出した結論が３万円以内でマイナス18度ですから、これは自動的に、中古のエンゲル冷蔵庫。オークションで探せばどんどん出てくるし、どんどん売れていきます。オークションで回転が良いというのは本当に良いもの、みんなが求めるものばかりなのだろうなと思いつつ、他にもいろいろと見ています。
さて、そんな中、古い古いエンゲル冷蔵庫を落札。
古いと日本製、新しいとタイ製。この差は気にしません。古いと、中型でも縦開き。新型は横開き。蓋の空き方が90度違う。古いかどうかではなく、モデル違いかもしれませんけれど。うちの場合は縦開き、つまり蝶番のある辺が短いタイプが欲しい。サイズは中型。４０リットルくらいがちょうど良さそう。お値段は中古でもバラバラ。お買い得なのは、汎用性の低いものやトラブルを抱えているようなもの。自分にぴったりで、直せそうな壊れ方で、安いのが良いです。自分の場合は24Vだけでもオーケー。冷えるけどボロです。というものをゲット。
到着後、いきなりバラバラにしました。外せるネジは全部外して、できるところまで分解して、洗えるものは洗って、洗えないものはエアを吹き付けて埃を飛ばして、そして、塗装できるものは全部再塗装。これですっきり。新品みたいとは言わないけれど、気持ちよく使えるレベル。
この方法、おすすめです。エンゲル冷蔵庫で、「冷えます」と言うものなら、たぶん冷えます。中古特有のリスクはあまりない。なぜなら、とても単純な構造だから。そして、不要になればたぶん購入価格で売れます！
