Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

移動式コンテナハウスを製作するプロジェクト 牽引車をアメ車にする理由

積車トレーラーを迎えるにあたり、牽引車をスタンバイ。

 

いろいろな選択肢がある中で、今回は牽引能力に余裕があり、そしてその性能の割に安く入手できる中古のアメ車にしました。

 

アメリカ車は故障しやすいというイメージがありますが、本国ではかなり古いモデルでも走っていることが多く、特にトラック系はもともと頑丈なつくりですし、パーツも安く豊富に出回っていて、そして修理、修繕、トラブル対策などの情報交換が盛んに行われています。英語の壁はありますが、それさえなんとかクリアできれば、状態の良いものが安く手に入る日本はアメ車を手に入れるのに案外良い環境。気になるのは車歴ですが、アメリカ本国での水没経験、重大な事故の経験、レンタカー出身・・・ のようなわけあり物件についてはその情報を確認して知ることができるため、その点もあまり問題になりません。

走行距離は、日本の感覚とは違います。それは道路事情や国土の広さ、ライフスタイルの違いによるもので、日本の感覚の三倍から五倍の距離をものさしにするべきと思っています。つまり、30万キロと表示されていても、日本の10万キロにも満たないという捉え方をするべきと思うということです。もちろん、走行距離は少ないほうが良いのでしょうけれど、新車で日本に輸入され、リコールの対象になっていても対策がされておらず、そしてストップ&ゴーが多く、雨も降れば融雪剤も撒かれるような日本の環境で数万キロ走行したというような個体はむしろリスクレベルが高いと思います。むしろ、本国でリコールを何度か経験して、ディーラー保証で改善が行われ、広大な土地でゆったりと慣らし運転を終えたような個体が大きなトラブルを抱えている可能性は低く、消耗品の交換さえしておけばとても良い状態で乗れると思います。

そして、日本の中古車オークションではとにかく激安です。ショップ価格さえも、割安と感じます。

燃費はいまいちですが、牽引車として十分なパワーを持っていて、リッター7キロも走れるのなら良いという考え方もできると思います。ディーゼルなら、リッター10キロくらい走ります。ものすごくパワフルなモデルでも。