Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターのカスタマイズ (車載工具は昆布巻きで)

ジャッキと、そのほかのタイヤ交換のための道具と、反射板と、消化器が搭載されていました。義務かどうかはさておき、これらに加えて、いくつかの工具と非常用品を搭載しておきたいと思います。

 

乗用車なら、トランクや荷室の脇などに専用の搭載ポジションがありますが、コースターの場合はどこでもポジションになりうるので工夫の余地があります。

 

工具へのアクセスは、サイドもしくはリアからになります。どちらにしても、消化器を除き、一箇所にまとめたい。乗降口のステップに並べてみるとちょうど良いサイズですが、スペアタイヤの積み下ろしに使う鉄棒の工具が長すぎて収まりません。これだけ別の場所にすると、きっと慌てているときに困るでしょうし、他人が作業しようとするときには見つけることができない可能性もあります。

 

工具は重要。特にタイヤ交換セットが重要です。

 

他にも、必要と思われる工具をしっかり積載するなら、それなりのスペースが必要になります。しかしいつも必要なわけではない。そうかと言って、必要な時に取り出しにくいのも困る。なかなか厄介者です。

 

うちのコースターの場合、工具の収納場所はリビングの椅子の下に決定。椅子をこの上なく高級なアメリカ製SUVのものに交換したのですが、この椅子にはなんとも無駄な装置がついていて、スイッチを入れるとバコッと起き上がります。電動です。電動と言ってもロックを解除するだけの電動で、あとはバネで起き上がります。そうして現れるのが椅子の下のスペース。左右の椅子にまたがって細長い空間ができ、たとえば20キロくらいのマグロがすっぽり入ります。上からアクセスできるのも良いところ。

 

さて、このスペースにどのようにして工具とジャッキと三角板を収容するか?

そして、走行中に動かず、ガタガタ言わず、なおかつ取り出し簡単な方法は?

 

見えないところで手を抜かないのが全体を良いものにする秘訣! とまでは言わないけれど、まさか、段ボール箱では済ませたくない。トロ箱もおかしい。木製の箱もおもしろいけれどオーバースペック。純正の工具バッグを眺めていて思いました。ぐるっと巻いて、縛っておしまい。なかなかよくできています。工具は増える可能性もあるし、使うときは非常時で、それなりにハイテンションでしょうから、乱暴に扱えるものでないといけない。スチールのケースではあちこちぶつけて余計にハイテンションになる可能性がある。柔らかくて、いろいろ突っ込めて、縛ることができて、収まりが良いもの・・・

 

古いウエットスーツ

 

ウエットスーツの袖とひざ下を折り曲げた状態で、全体をすこしきつく、なおかつすっぽりと包み込める布袋、細長いドラムバッグ(ファスナーなしの中途半場なトートバッグ状)を作成。このバッグの中にウエットスーツを追って詰めて、その中でスーツの背中のファスナーを開けて、いろいろと放り込んでファスナーを閉じると、この時点であまりガタガタ言わない状態。ジャッキ用の長い鉄棒も、そのほかのあれこれも、油圧ジャッキまで詰め込んで、最後にドラムバッグの上からベルト状の紐をぐるりと巻いて縛って、出来上がり。おせち料理に入っている昆布巻きみたいな感じ。これをリビングの椅子の下へ。・・・収まり、良いです。