Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

移動式コンテナハウスを製作するプロジェクト 試しに車台を作ってみる。(その3・組み立て)

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今回は、ねじ止め式です。

 

30年ほど前に、組み立て式のトレーラーを通信販売で購入して、ナンバーもなしに牽引していたことがあります。当時はナンバーなしのトレーラーを牽引するということについて、まるで厳しくありませんでした。

 

ジェットスキー用(ボート用かも)のトレーラーがあまりに多く、マナーもよくないということで検挙されたのはたしか2006年頃のこと。その後、ナンバーなしのトレーラーを見かけることはなくなりました。

 

僕が30年も前に牽引していたのは、赤いフレームのボルト組み立て式で、当時の輸入元が封入してくれていた日本語の説明書には、「高速道路を走っても大丈夫だけれど、気をつけてくださいね」と読み取れるようなことが真剣に書かれていました。コンプライアンスなんて言葉は誰も知らない時代のこと。仲間たちとキャンプをしながらダイビングもするという、なんとも忙しい活動に熱中していたために、僕らのクルマの中は人と荷物でいっぱいで、ルーフラックも山盛り。それで溢れ出した荷物の行き先がトレーラーだったのです。

牽引していると、ナンバーがないのはなんとなくおかしな雰囲気だったので、アメリカのナンバーを取り付けていました。・・・それでよかったのですから、今から思うと別の国の話のようです。このトレーラーはアメリカ製なのに日本の軽自動車以下のサイズ。アメリカでは露天の土台などに使用されるらしく、現在でも新車を入手できます。

 

ところで、今でも原付やミニカーが牽引する「リヤカー」はナンバーなしでOKです。ナンバーのないトレーラーに対して社会がおおらかだったのは、その前の時代に、人力、自転車、原付で牽引する、あの古めかしいリヤカーの存在があったからかもしれません。

 

話が逸れましたが、僕が今作成しているトレーラーもネジで組み立てる方式。穴あけはなかなか難しいのですけれど、穴さえあればあとは簡単。ちょっと大きめのプラモデルのような感覚で、30分もあれば組み立ても解体もできてしまいます。