アメリカ製の積車トレーラー(車検切れのクルマを運ぶ)
荷物アダプターがほぼ完成したので、いったん取り外して本来の活用方法を実践。
今回はその記録。
車検切れのクルマの輸送。
このトレーラーの能力の限界にはまだまだ余裕がありますが、厳密なことを言うと法的にはギリギリの重量。こんなクルマを載せて走るとどんな感じか?
今回の牽引車はフォード・エクスカージョンのディーゼルモデルで、もともとキビキビ走らせるようなモデルではありませんが、その気になれば大化けする能力の持ち主。ホイールスピンをさせて爆走することもできるようなパワーがあります。そしてブレーキ性能もなかなか良好。90年代のシボレーやダッジあたりを知っている人なら驚くレベルのストッピングパワーとレスポンスです。ハンドリングも素直で巨大なクルマであることをあまり感じさせません。
さて、そんな牽引車でこのくらいのものを引っ張ると、まず自分自身が雪道モードの運転手になります。急のつく運転をしなくなります。はしる、まがる、とまるの全てをゆったりするように気をつけます。加速も減速も、いつもの倍の時間をかけるイメージ。アクセルもブレーキも、いつもよりも深く、長く踏み込むようになります。
アクセルは、上り坂でいつもの二倍踏み込む感じ。
ブレーキは、牽引車側に電気ブレーキコントローラーがあり、トレーラー側の4輪に任意の強さでブレーキをかけることができますのであまり神経質になることはありません。いつもとほぼ同じブレーキングで、重量を感じさせず、よく利きます。
ハンドリングは、特に内輪差がひどいという印象はなし。ふらつきも牽引車側で感じるほどのことはありません。
リバースは難しいでしょうとよく言われますが、実は長いトレーラーほど簡単。
道に対する意外な要注意ポイントは段差ですが、コンビニの駐車場に侵入できないということはありません。お店の駐車場などでは看板や立ち木に注意。