Industnatural(インダストナチュラル)

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トヨタ・コースターのカスタマイズ (換気)

 

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網戸だけでは風がとおりにくい。

 

暑い日、料理をするとき、そして眠るとき、暖房するとき、換気は重要。コースターの内部空間を考えれば、一般建築の8畳間のような計画が必要になりますし、使い方を考えればキッチンやバスルームのような計画も必要。つまり、ワンルームマンションのような換気計画が必要になると思います。

 

できるだけフレッシュな空気を取り込めそうなところから取り込んで、できるだけ遠くまで引っ張って、汚れた空気とともに排出するのが良い計画であるはず。特に排気は、外の環境の風の向きや強さがどうあれ逆流しないようにしなければなりません。

 

ランクル60は、ドアをバタンと閉めると、荷室のサイドにあるベントがパタッと音をたてました。これは、逆止弁がついている証拠。屋外から風が吹き付ければ蓋が閉まる一方で、内圧を逃す機能が備わっているわけです。きっとどのクルマにも同様の装置が備わっているのでしょう。

 

コースターの場合も、ランクルと同じように過酷な環境下での使用が想定されたクルマですから、基本的な吸排気のための設計は盛り込まれています。自分が考えるのは、強制排気のためのファンをどうするかと、夏に車内で過ごすための風の通り道、つまり自然換気をどうするかです。

 

強制排気については、キャンピングカーのためには天井に穴をあけて設置する方式のファンが業界標準のようになっているかと思いますが、穴あけは避けて、窓に挟み込むような方式を検討してみます。

 

自然換気については、できるだけ大量の空気が吹き抜けるようにしなければ涼しいと感じないことが経験からわかっていますから、これは単純に網戸の面積をいかに確保するか、そしていかに左右(あるいはイン&アウト)対称になるように設計するかという問題と考えて良いと思います。(要するに、風の道をイメージする必要がある)

 

 

・・・その後・・・

 

ルーフにハッチを設置。

そして窓(二箇所)に網戸を。

加えて、セカンドシートの下に換気扇(パソコン用の12Vファン)を設置。

マキタの送風機を導入(ノイズ大で、夜は無理。料理中には最適。窓辺において換気扇がわりにも)

 

参考情報として。

日常、エアコンを使わないライフスタイルなのですが、このコースターの今の換気能力では、真夏の夜の就寝はおそらくギリギリ。もしも日中も車内で過ごすのなら、ドアをすべて解放する必要有り。真夏の雨天車中泊に耐えるにはもうひと工夫必要。エアコンはひとつの解決策なのかもしれませんが電力とノイズとサイズに問題あり。扇風機がなかなか良いです。ひとつあれば劇的に快適になります。