Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターのカスタマイズ (扇風機、ファン、空調!)

梅雨時の、じめじめむしむしの車内で作業。

 

これに耐えられるなら、真夏の雨天時、窓を開けられない、そしてエンジンをかけられない中での宿泊も可能?

 

多分、難しい。それに、そんな苦行の必要もない。このコースターには電気もあるし、スペースもあるのだから、雨天時&停車時に通気できる装置を考えるべき。

 

選んだのは、マキタの扇風機と、パソコン用のファン。前者は走行中にインバーター経由で充電しておいたリチウムイオンバッテリーを使う。後者はそもそも音がほとんどしないし、極めて省電力なのでハウスバッテリーを使った常設式。

 

その常設式の場所は、全部で4箇所、このうち3箇所が雨天時でも使用OK。

 

その1&2

窓をはめ殺しにするために、社外からアルミ複合版をかぶせる方式を採用していましたが、これは窓ガラスを殺しておらず、開閉可能。開ければ、アルミ複合版の裏側で、そこに穴をあければ車外という構図。このアルミ複合版にルーバーを取り付けて、網戸をつけたら換気口の完成。とても簡単です。このルーバーに裏側、つまり車内からPC用のファンを当てた格好で固定すると、強制換気OK。向きを変えれば吸気、排気のどちらにも対応。場所は、1、ベッド使用時の頭の位置の近く。2、シャワー&トイレスペース。

 

その3

セカンドシートの下。バッテリー配線のためにフロアに穴を開けたときに、ついでに近くにあけた直径80ミリほどの穴。これが床下換気口。ここならどんな暴風雨でも雨は入らず、風向きを問わず、吸排気できるはず。ここにパイプを固定して、パイプの先端にファンを固定するだけ。

 

排気口は、コースター純正のものがサイドガラスの後端にあります。ここには外気が吹き込まないように弁がついていますが、内気を出す方向には軽く動く仕組みになっていて、いわば、パッシブな排気口。3つのPCファンで十分な換気ができないようなら、この排気口にもPCファンを仕込んで強制排気システムにしてしまう予定。

 

マキタの扇風機はどこにでも設置でき、首振り機能もついていますから、対流を促す、送風装置として活躍することでしょう!

 

晴天なら、ルーフに取り付けたボート用のエスケープハッチを開ければ最高の換気装置になります。

 

いろいろしてみて思うこと。。。こういういろいろを考えなくても良い、キャンピングカー専用のルーフ固定型換気扇は、高いけれど、優れものですね。。。