Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターのカスタマイズ (雨天対策)

せっかくの旅先が雨天という可能性は排除できません。いつでもどこでも晴天というわけにはいかず、雨降りの中、車内で過ごす必要に迫られるシーンもあることでしょう。

むしろそんな時にこそ、もっと言えば、吹雪の中であっても車内が楽しいような設計にしたいものです。

 

吹雪なら、換気に気をつけて温めることを考えれば良いわけで、解決策は比較的単純ですが、暑い日の雨に対応するのは少しハードルが高いように思います。外気はたくさん循環させたい、その一方で雨の吹き込みは困る。晴天時に活躍するであろう網戸も、雨よけを備えなければ使い物にならない。この解決策は何でしょう?

 

・・・跳ね上げ式の窓・・・ ヨーロッパのキャンピングカーが多用するアクリル二重窓。高価ですし、設置場所は屋内のレイアウトとうまく合致させなければなりません。

狭いところでは、開いた状態のクルマの側を通って、頭をぶつけることも。

 

・・・タープ・・・ 雨だけなら良いかもしれませんが、風が出てきたら閉じたくなるはずで、荒天時には使うことができません。

 

・・・なんらかの方法で庇をつける・・・ 市販品ではその存在を知りません。網戸が機能できるようにしながら、窓を開けるというテーマで考えれば、サイドバイザーのようなものになるのかなと思います。しかし大量の空気の移動を自由にするのは固定式では難しそう。収容できる方式、言い換えれば、必要なときにだけ飛び出すような仕組みが必要です。

 

・・・床下から・・・ コースターの場合、バッテリーへのアクセスハッチを開けてみると地面が見えます。床下からの空気取り入れなら、雨の心配はありません。しかし、道路の臭いや埃、熱を持ったパーツやその周囲から発せられる熱気や臭いが影響して、新鮮な空気とは感じられないかもしれません。ボディーサイドから空気を導けるようなルートを作ることができれば、吹き出し口はフロアでも良いようには思います。