ソーラーシステム給湯(太陽熱温水器)その1
寄り道続きです。
移動可能なトレーラーハウスを作るプロジェクトの途中、作るものが大きいので、場所の整備もしなければならず、コロナ騒動でいつも通りに動くわけにもいかず、できることを探しながらアクションを展開中。
2年も前に購入してガレージに収納していたソーラーシステムを取り出しました。
「これで、給湯に使っているガス代金を大きく削減できる!」なら、もっと早く設置すべきだったのですが、場所が定まらず・・・。
今回は、移動式コンテナハウスのユニット制作現場を広げる整備の途中、敷地の隅にあったフェンスを再生することになり、そのフェンスがただの壁面で済むのならそれはそれでよかったのですが、足元に水道メーターがあったり後付けの蛇口やガス取り出し口があったりして、その一帯を整備するには平面のただの壁ではなくて、少し厚みをもたせた倉庫的な機能を持つ壁にしようと思い立ったのでした。そしてこの位置は、敷地の北限にあるのにも関わらず、日照が途切れない位置でもある。
「使えるものはなんでも最大限に」
「ひとつに複数の機能を持たせる」
というのは、コースターをキャンパーに改造したときに徹底したコンセプト。敷地にも適用しようというわけです。
ところで、今どき「ソーラー」といえば太陽光発電を連想しますが、少し前なら給湯。
なぜ廃れてしまったのかよくわかりませんが、それはまた研究するとして、日照をお金に変える方法にもいろいろある中で、お湯をつくるということは、お風呂好きにとってはかなりのインパクトがあります。毎日200リットルものお湯をわかして、しばらく使って、捨ててしまうわけで、このエネルギー損失はとんでもなく大きいはず。本当は捨てるお湯の温度も、温度の下がった水も何かに活用したいくらいなのですけれど、それは今後の課題として、まずは温度を高くするために使っているエネルギーをガスから太陽に切り替えようという計画。
これが成功したら金額としてすごくわかりやすい成果を見ることになるでしょう。そして、何年で元がとれるのかも、太陽光発電と比較すればすごくわかりやすいのではないかと思います!