エアストリームの土台(整地、基礎、設置)
エアストリームに限らず、トレーラーを置く場所の地面のこと。
僕の場合は長年、ただ単に地面に置いていて、時々置き場所を変更していたのですが、そろそろ場所を固定しようと決意。固定といってもボルト留めしてしまうわけではなく、置く場所をここと決めて、そのための環境整備をしようという意味。
クルマなら、最初から駐車場をここと決めて、コンクリートで固める場合が多いと思いますが、エアストリームの場合は置いた状態での使い勝手や見栄えなども十分に検討するべき。そうでなくても、上下水道の配管や電気、ガスの共有など、設置場所を決めるために考えるべきことが多くなるのです。
何年もかけて、ここかなと思える場所を特定した上で、ライフラインの問題もクリアできるとして、盲点は設置時の高さです。低いほうがいいのか、高いほうがいいのか?
エアストリームの周辺で、たとえば地面で焚き火をするようなシーンがあるのならエアストリムも低い方が良いし、デッキを横付けする場合や、デッキの上やエアストリームの中で風景を楽しむ場合、あるいは周囲の人の視線を回避したいなど、高いところに設置する方が良い場合があります。僕の場合いろいろな要因の組み合わせで、「そこそこ高い」設置が良いという結論に至り、そのための土台をコンクリートで制作することになりました。
出来上がったのは、道路から牽引でエントリーができるギリギリの角度で、なおかつ最短距離でギリギリの高さまで登ることができるスロープを兼ねたコンクリートの土台。発着場のような格好になりました。万一、他のトレーラーを載せることになっても良いように、やや幅広にして、なおかつ無駄なコンクリートを必要としない低コスト設計。見栄えをナチュラルにするために、設置後も目につく部分は石畳にしました。全部、自作。鉄筋も入れました。ものすごく、疲れました。コンクリートはゆっくり乾燥させないと強度が出ないと学んだので、シートをかけて養生して、乾燥時間は10日。待つことにも疲れました。・・・やろうと思えばなんとかなるものです!