Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

エアストリーム リフォーム? カスタム? リノベーション?  AIRSTREAM Renovation Reuse Innovation "UPSYCLE" と呼びたい.

・・・作業を終えたので、コストや反省点をメモしておきます・・・

 

エアストリーム リフォーム? カスタム? リノベーション?  AIRSTREAM Renovation Reuse Innovation "UPSYCLE" ? これは、大人のレゴ遊び。

 

いろいろな呼び方があるようですが、できれば、アップサイクルと呼びたい。この用語、アメリカ人に聞いたら知らぬがイメージはできると。英国人も、ちょとわかったような感じ。人に通じないのなら呼び名にならない・・・。

 

リサイクルほど粉々にしたわけでないし、リユースほどそのままでもないし、リフォームというほど改築したつもりはないし、リノベーションでいいような気がするけれどももうちょっと飛躍させたと思いたいし、イノベーションと呼ばせてもらうほど革新的でもない。だからアップサイクルと呼びたいのだけれど。

 

作業を終えてみて思うこと。このエアストリームに対して行なったことは、レゴ遊びに近い。バラして、あれこれ考えて組み直しただけ。でも、製作者にしてみれば作り上げた満足感があります。見る人は、わからない。別の組み方の提案があるかもしれないし、そもそもレゴなんかしてないで、完成品を買えばいいのにと思うかもしれない。

 

今回、ボロボロのエアストリームを再生しようと思い切ったのは、2020年という難しい時に、個室の面白さを再認識した上に、時間もできたから。再生しようというのはオリジナルがいろいろな意味で古びてしまったからですけれど、エアストリームというこの存在の基本的な部分が捨てる必要を感じさせない。家と違って、柱や梁を交換するような作業は必要ないので、できるところまでバラバラにしてしまっても怖くないし、作業途中でしばらく放置するようなこともできるから、面倒だけれど気が滅入ることもなく、楽しめる。・・・だからこれは、大人のレゴ遊び。日曜大工が好きな人にはおすすめです。

 

コストは、エアコン6万円、冷蔵庫3万円、電子レンジ2万円、壁掛けテレビ7万円、ソファー1万円、チェア1万円、照明器具やカーテン1万円のような備品を除けば、ペンキとリベット、ネジと、少々の木材、配管部材、蛇口程度ですべてネットでもホームセンターでも入手可能。専門的な道具も不要。僕の場合、備品込以外のコストは10万円未満でした。備品混みでも約30万円。自分の好きな個室がひとつ30万円。楽しめて、活用できて、そしてもしも将来、不要になれば転売もできるのですから、これは良い投資とも言えそう。

作業時間は、大人2名で大慌てならたぶん10日間くらい。一人でじっくりなら1ヶ月。週末作業なら、隣に素材や搬出した家具などを保管するテントやガレージがあるかないかで作業速度は大きく変わると思います。作業場所にモノがあって、片付けたり移動させたりしているとそれだけですごく時間がかかるから。

 

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苦労したポイント・・・ 

・配線を触って感電した! と思ったら、自分の指をひねって痺れただけだったとき。

・エアコンをできるだけ目立たずにギリギリの設置をしようとして、その仕上がりを実現するための鍵は、最終的に電気工事屋さんの機転次第だったとき。

・雨漏りポイントがあまりにも意外なところにもあって、ひとつひとつやっつけるのに何日もかかったこと。

・ボディーのステッカー剥がしをするために、どんなケミカルを使っても遅々として進まなかったこと。(グラインダーで削ってしまうのが良いデス)

・内装を解体して出たゴミの処理。

・家具類を入れてみるまで仕上がりの空間イメージをしにくいところ。

・内装壁面に塗装が乗りにくいこと。(オリジナル内装のほとんどはアルミに樹脂のコーティング)

・設置場所に傾斜をつけたら、ゆるい傾斜のつもりが、搬入時にリアエンドをこするギリギリだったこと。

・作業小屋を別に確保できず、内部が散らかってその都度の片付けやモノの移動がとても面倒だったこと。(先にエアストリーム横にテントでも設営してから作業を開始するべき!)