Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターのカスタマイズ (サブバッテリー関係・その1)

サブバッテリーについて、そしてソーラー発電&蓄電について、かなりの数のネット情報を得て、それでなんとなく納得できずに海外のサイトもチェックした結果、情報源を次の4つのカテゴリーに仕分けすべきという結論に達しました。そしてこのカテゴライズがそのまま、方針の決定に大きく影響するというのが僕の出した結論です。4つのカテゴライズがクロスする部分も当然ありますけれど、コンセプトが違う。コーヒーかお茶か、それとも紅茶か、みたいに違う。

 

1、<国内キャンパー系>

キャンピングカーDIY系(日本)

 

2、<太陽光系>

太陽光発電系の、主にオフグリッド系(日本)

 

3、<マリン系>

マリン系の、キャンピングカー応用系(アメリカ)

 

4、<シンプル系>

リチウム電池インバーターのオールインワン系(日本&海外)

 

1、の国内キャンパー系は、走行充電をどうするかに情報が偏る傾向。この話題は、不思議なことに海外ではさくっと流される程度。フル充電できないとか、すぐに容量不足になるというようなコメントが多いけれど、どうも、バッテリー選びと、配線と、電気製品の使い方に無理があるような気がするというのが、全体的な傾向として言えそうなこと。失敗事例や試行錯誤の様子などの記事が多く、情報集めをする過程は楽しいけれども自分がどうすればいいのかを知るためには遠まわりになる。

 

2、の太陽光系は、かなりマニアックになる傾向。趣味として楽しみつつ、節電とオフグリッドに向かっていくような感じの情報が多くて、実験生活みたいな感じ。話がどこまでも発展して産業用とか、売電用というようなところにまで到達するジャンルなので、このカテゴリーでも、自分がどうすればいいのかを知るためには遠回りになる。

 

3、のマリン系は、特にアメリカに情報が多くて、キャンパーにマリン系のパーツを持ち込んで組み合わせている人がとても多い。極めて合理的に、ハイスペックで信頼性の高いシステムを構築している傾向。自分がどうすればいいのかを知るためにはもっともクイックで信頼できる情報源だけれど、彼らの言うとおりのことを日本でするとなると、コストが問題になる。

 

4、のシンプル系は、国内外でほぼ同時発生している新興勢力と思われる。リチウムバッテリーを仕込んだボックスに、チャージャーやインバーターなどの必要なものを全部備えて、そしてソーラーパネルとの相性もよくしている、モバイル電源とも言えるような、要するにひとつの家電製品的なものを導入するだけでシステムが完成する一方で、システムの発展性を期待できない。何も考えずにとりあえず電源を確保したい場合か、それとも、どのくらいの電力を使うのかはっきりわかっていて合理的な理由で選ぶ場合か、どちらか、とてもはっきりした動機のある人に向く。