Industnatural(インダストナチュラル)

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トヨタ・コースターのカスタマイズ (サブバッテリー関係・その2)

自分の場合は、まず最初に4のシンプル系を外しました。その理由は、そこまで割り切れる段階でないと判断したためです。走行充電にもソーラー発電にも興味があるし、電力をどのようにどのくらい使いたいかもよくわからなかったから。

 

次に、1、の国内キャンパー系の情報をあまり参考にしないことにしました。その理由はあまり明確ではないですが、情報集めを楽しませていただき、そして少し、疲れてしまいました。

 

2、の太陽光系は、コースターの屋根の上で確保できる面積が決まったときに、それで可能なベストが自動的に決まり、あとはパネルのコストパフォーマンス、そしてコントローラーの選択ができたところで情報集めは終了と判断。

 

残るのは3、のマリン系。主にアメリカのボート用パーツを組み合わせていくプランのいくつかを比較検討して、基本的には、王道と言えそうなシステムにすることを方針として固めました。肝心なところは十分なスペックを備えたアメリカ製を選び、枝葉の部分にはそこまでのスペックを求めずに安価なものを選んだり、自作したりすることに。最も悩んだのはバッテリーの選択だったけれど、とても高価なリチウムは見送り、なおかつ、中途半端な価格のもの避けて、マリン用として実績もあり、安価に入手できるACデルコをあえて採用することにしました。

 

 

その上で、自己流を加えたい部分があります。

それは、マキタのリチウムバッテリーパックの活用。

 

うちには、大工道具がたくさんあって、そのためにマキタのリチウムイオンバッテリーパックが全部で10個以上もあります。マキタの工具もバッテリーも、随分前から愛用していますが、リチウム14.4Vになってからはほんとにすごいと思います。(18Vの必要性はあまり感じない)ガンガン使えて、弱くなっていく感じもないし、充電不良も経験なし。

 

しかし、もともとインパクトドライバーについてきたものが多くて、それらは3.0Ahと書かれているタイプ。10個合わせても、30Ahほどしかないのか・・ 12万ミリAhとか言うような(つまり、120Ah)オールインワン電源とは勝負にならないな・・ と思っていたのですが、120Ahというのは3.7V時のことのようで、Whに注目してみると400Wh。マキタを同じようにWhに換算すると、14.4Vの3Ahというバッテリー一個で43.2Wh。(14.4V 3Ah = 43.2Wh)。10個なら、432Wh。Suaoki 120000Ah/ 400Whよりも大きな容量ということになります。

 

18V 6.0Ahのマキタなら、一個で108Whというかなりの容量。すでに持っているこんなに優秀なバッテリーパックをクルマと関連させて使わないわけにはいきません。できれば、マキタ純正で工具用のバッテリーを装着してモバイル電源にするような製品が登場してほしいと思うのですけれど、USB出力用アダプタとか、LEDライトとか、暖房ベストとか、他にも掃除機に扇風機にラジオに、コーヒーメーカーまであるので、要するにこのバッテリーパックの充電さえ車内でどんどんできれば、それでかなり使えるシステムになるのではないかというわけです。

シガーライターソケットから充電できるというチャージャーはすでに発売されているのですけれど、高価ですし、正弦波インバーターを導入する予定なので、まずは手持ちのチャージャーをインバーター経由で動かす方式を試しつつ、あれこれ試してみる予定。