移動式コンテナハウスを製作するプロジェクト 「10・移動可能な空間」であるために。(その3)
「ひとつの車台で、複数のコンテナハウスを動かす」というのは、発展的で面白そうです。長さ7メートル、幅2.5メートル、高さ4メートルを最大値とすることにも合理性があるように思います。縦に2個並べれば二階建てバスのような大きさですから、迫力があるでしょうし、中に入れば、「ハウス」としての意味を見出せるはず。これを複数組み合わせれば、工夫によっては立派な住宅のように見えるかもしれない。
改めて、このプロジェクトのために決めたチェックポイントを確認してみます。
1・合理的・効率的。
2・合法。
3・ほぼメインテナンスフリー。
4・耐用年数が数十年超。
5・経済的。
6・実用的。
7・カスタマイズ可能。
8・転売できる。
9・特別な設備がなくても製作できる。
10・移動可能な空間。
9、は、よほど重量のある鉄骨を扱わない限り問題にならないと思います。
8、は、良いものさえできれば、結果的にクリアできると思います。
6、7、は、あまり意識しなくても、ベーシックな空間からつくってゆくのなら当然そうなるはず。
次は、3、4、5、をより深く検討してみます。