Industnatural(インダストナチュラル)

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トヨタ・コースターのカスタマイズ (電気系の仕上げ)

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椅子の位置を確定し、その後ろに電気系のボックスを配置したけれど、これもこの後変更することに。現物合わせなのでなかなかうまくいかない。


家具類の搬入と、電気系の仕上げは同時進行になります。それは、配線やスイッチ類が家具と干渉しないように、また、フロアや壁面に露出しないようにするためには、家具との呼吸合わせが必要だからです。

 

システム構成は特に海外のサイトを参考にして、船用のパーツをモーターホム用に流用しているケースを採用しました。

 

・電力はソーラーパネルと車両のオルタネーターから確保できるようにしています。

・電気は、車両用のバッテリーが満充電になった時点からサブバッテリーに自動的に切り替わる仕組みです。

・電力は、もともとの車両用に必要でない装備品については全てサブバッテリーから供給されます。

・サブバッテリーは24V出力を主に行い、100Vが欲しい場合にはインバーターのスイッチをオンにします。

・サブバッテリーのマイナス側にはシャント抵抗を挟み、そこから電圧と電流を測定できるようにします。

・サブバッテリーからの電気の取り出しは、インバーター行き以外はすべてバスバー経由です。

インバーター行きの電力は大型のフューズを介して、とても短くて太い配線でバスバーを経由せずに行います。

・ソーラーチャージャーからの電気はバスバー経由でサブバッテリーに入力され、サブバッテリーの電気があまればメインバッテリーの充電もされる仕組み。

・バスバーから取り出す電気は24V配線専用のフューズパネルを介して各装備品へ枝分かれします。

・照明器具や換気扇用の配線はさらにスイッチパネルを介します。

・この他、車内で過ごす時に使うAVシステムや調理器具、冷蔵庫、給水設備、USB、充電器などのための配線もバスバー経由になっています。

 

・その他にもたくさんのポイントや注意事項あり・・・

 

これらの一式を完璧に理解して、さくさくと配線できるほどの経験値はないので、たぶん、丸一日かけて思考錯誤しつつ行うことになると思います!