トヨタ・コースターのカスタマイズ (シャワーカーテン)
電車の中でたくさんスケッチをして、よく考えました。
シャワー&トイレのコーナーに、簡単に展開できるシャワーカーテン。カーテンというよりは、使用時に水が飛び散らないようにぐるりと囲む、ソフトシャワールーム。
機能として必要な要素。
1、すぐに使用でき、すぐに片付けができる。(できればワンアクション)
シャワールームを立方体と考えて、上下左右のどこか1辺もしくは4辺を固定しておき、開くだけで広がる仕組みを検討して、一辺固定方式を採用。
2、そのままにしておけば乾燥させることができる。(湿気やカビの対策)
広げたままで走行でき、閉じたままでも大部分が空気に触れられるようなデザインとします。
3、ウエットスーツ干し場と共存できる(スーツ移動なしでシャワーが使用できる)
これはやや難。文字で説明するのも難。
4、万一、走行中でもトイレを使用できる。(大掛かり&危険なアクションなしで展開できる)
これは、たとえば揺れて倒れてきても怪我をしにくいとか、暗くてよく見えないところでもなんとか機能させることができるとか、そんな意味です。重いもの、尖ったもの、複雑なアクションを要求するもの、たとえばヒンジのような可動部分で指を切断する可能性がないもの・・・ というような課題を考えて、ひとつひとつクリアします。
5、換気扇と共存できる。
これも難。防水の環境でなおかつ空気を通わせる必要があるし、そして天井に穴をあけるわけにはいかない。冬山用のテントの通気口みたいになるかも。
6、簡単に取り外して、屋外でも使用できる。(屋外で・・は無理かも)
取り外せることは重要。時々はずして干したり掃除したりしたくなるはずだし、修理をする場合もあるだろうから。
7、走行中や展開時等にガサガサと音がしない。
素材選びに影響。
8、もちろん、防水の布製
素材選びに影響。
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以上のような課題をクリアできるもの、それは、『四角いフラフープ』のようなものが、壁面から斜めにぶら下がっている状態であるーと判断しました。壁と対局の辺を持ち上げて、天井付近で固定すると、電話ボックス状に布地が広がって、シャワーを浴びようとする人をすっぽり包んでしまうという機構です。