Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターのカスタマイズ (シャワールームについての思考その3)

これでもまだ、無駄なスペースが残ります。トイレよりも上、テーブルよりも下の50センチほどの空間です。このスペースの活用法を考えることもまた面白い。無駄なスペースのサイズは、買い物かご2個〜3個くらい。移動先の候補は、シャワーやトイレを使うときには使わない空間で、移動のアクションが容易であるところ。それは、シャワールームのすすぐ隣、シンクの上。

 

さて、これで理論上は完成。

 

シャワー&トイレを使いたいときには、1、まず、キッチンテーブルの下に吊り下げられた複数のケースを隣のキッチンシンクの上に移動させて、2、それからキッチンテーブルを跳ね上げて、3、シャワーテントを開くという3つのアクションでOK。

 

簡単そうですが、少しアクションが大掛かりかなとも思います。もうひと工夫して、キッチンテーブルの下にスイングアウト式の吊り棚を作成してそこにケースを収容してみると、アクションは、1、この部分だけをドアのように開いて、2、テーブルを跳ね上げて、3、テントを開くという具合になります。通路は塞がれますが、荷物の移動が簡単。

 

別の工夫として、ハイスタンドチェア方式。どうせ通路を塞ぐのなら、椅子が出てくるのはどうか? キッチンテーブルの下にできるだけぴったりのハイスタンドチェアを配置しておき、シャワー&トイレを使うときに移動させるだけでなく、実際に椅子としても使う。出し入れは少々面倒ですが、キッチンテーブルをバーカウンターのように使うことができます。屋外でハイスタンドチェアを使うのも面白そうです。

 

もうひとつは、キッチンテーブルの下をタオルや小物の洗濯干し場にするプラン。いつもはテーブルの下でぶらぶらしていて、テーブルを跳ね上げるとテーブルにぴったり寄り添う格好になって、シャワールームにはそれほど邪魔になりません。 

 

 こんな調子で他にもいくつかの選択肢を検討して、最終的に、トイレを隠すドアが欲しい。ダイビング道具を収納できる余裕あるスペースが欲しい。そして、トイレ関連グッズを収納できるスペースが欲しい・・・ これら3つの要求をクリアするために、スイングアウトドア式の収納をトイレの真上に配置して、その正面部分がトイレを隠せるような設計として、トイレの横のスペースにはダイビング道具を収容できる縦長コンテナ(ゴミ箱状)を配置することに決定。こちらの部分にもドアをつけて、閉めた状態では一般的な家庭のキッチン下収納のように見える計算。

 

トイレ&シャワーの使用時のアクションはこの結果、次のようにまとまりました。

1、ドアを開けると同時にトイレットペーパーなどを収容したボックスがスイングアウトする。

2、キッチンテーブルを跳ね上げる。

3、ダイビング道具を収容したボックスを通路に移動させる。

4、シャワーテントを広げる。

 

アクションが少し増えてしまいましたが、腰を屈めるような動きがありませんし、重量物を上下に移動させるような動きもなし。おまけとして、シャワー&トイレ使用時には、通路の左右を塞ぐバリケードができました。これは心理的に落ち着くという見えない効果があると期待します。