トヨタ・コースターを買いました。その１９

ガランドゥ〜

可能な限り、空っぽにしました。「放送宣伝車」登録だったこのクルマ、ほんとにいろいろなものが固定されていました。たぶん、２時間か、３時間もあれば撤去できるだろうと思っていた品物の数々。まずはビデオデッキとか、アンプとか、マイクとか、モニタテレビを取り外すのに一苦労。配線を含むすべてのアイテムががっちり固定されていて、悪路走行でも想定しているのかと思えるレベル。そしてこれらの品物を収容している家具も同じくがっちり固定。そして壁一面に連続しているので巨大。特に高さは、開口部からの出し入れの限界値にチャレンジするかのごとくぴったりで、車内に傷をつけずに搬出するのは至難の技。パズルレベルかと思っていたら知恵の輪レベル。楽しみつつ、再使用できる部品はできるだけ回収しつつ、分厚いベニヤ板もできるだけ活用できる余地を残しつつ、どんどん解体しました。家具の解体作業と片付け作業を含めてしっかり５時間かかりました。

屋根の上についていたお店のようなオーニングは、それなりの道具なしでは降ろせないと思いましたが、これは専用の治具（ツーバイフォーのホワイトウッドを４本立てかけただけ）を開発してスライド・ダウン（自重で落下〜）。30分もかからずにすっきり！　普通の状態に戻っただけなのに、なぜか丸坊主にしたみたいに見えるから面白い。三代目コースターって丸いですね。屋根に登るとよけいにそう感じます。

軽くなったはずの、トヨタ・コースターを試運転するころには日が暮れて真っ暗。

燃料を入れて、空気圧をチェックして、おっとあぶない、発煙筒の有効期限が切れていることを発見。これって、持ち込み車検の落とし穴アイテムかもしれないですね。

もう一度書類を確認して、印鑑とお金も用意して、多少の工具も用意して、明日のために早く寝ます！