Industnatural(インダストナチュラル)

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トヨタ・コースターのカスタマイズ (内壁のパネル)

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純正の壁面パネルをアルミ複合版と置き換えた。


純正の内壁は、薄いパーティクルボードに塩ビ樹脂が貼り付けてあるものです。どちらも安くて耐久性に優れる素材ということでしょうか。

 

ボードは木屑を固めたような素材ですから強度はそれほどなく、断熱性や気密性に特に優れるわけでもない。防音性はそこそこあるかもしれませんが、湿気に弱く、もしも結露させてしまうとカビの温床となりやすいという欠点も見逃せません。特別な魅力があるようには思えないこの素材を、トヨタがこのコースターに限らず多くの車両で長年採用してきた理由はいろいろとあるのでしょうけれど、もしもより良い素材と置き換えできるとしたら?

 

軽量で、平面性が高く、工作しやすく、温度や湿度の変化に強く、長期的に安定した板材・・・ ベニヤ板、ダンプレート、ポリカ板、アクリル板、発泡塩ビ板、そのほかの樹脂板、金属板、FRPシート、皮革、布、紙、ガラス、アルミ複合板・・・ いろいろと検討してみても、結局のところ、純正のボードはなかなか優れた素材なのかもしれません。強いて挙げるならアルミ複合板が良いかと思いますが、コストが問題。サブロクサイズで2000円近い価格は、純正同様のボードの3倍以上になりそう。

 

いろいろと考えて、コストが気にならないのなら、やはりアルミ複合板が良いという結論に達しました。純正のボードを型紙にしてカットして、純正同様に固定するだけ。色や模様も選べます。