Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターを買いました。その15

『中古新規』登録の準備

 

一時抹消なら、新規登録。最初から全部チェックされる。全部チェックされるということは、言い換えればなんでもアリ。今なら、キャンピングだろうと事務室だろうと、もっとマニアックな特殊だろうと大丈夫。理論上は、コースタービッグバンの改造例の全てが選択肢にある状態。例えば選挙カーみたいなものでも。自家用普通貨物にするというのは、よく考えて見なくても、もともとメーカーのカタログラインナップにあった状態に戻すだけなので一番ハードルが低い変更であるはず。細かいところで、たとえば荷物固定用のフックはいるのかどうか? 荷物と人のスペースを仕切るバーはどのように設置すればオーケーなのか? 

 

納車される個体は放送宣伝車登録だったので、装備品として固定されているいろいろなものを取り外さなければなりません。そして貨物車の要件を満たして、いざ、「構造変更」と「移転登録」と「ユーザー車検」をセットでするぞー と思っていたのですが、これらはひとまとめで「新規登録」。中古なのに、新規。クルマとして、「リ・スタート」するという解釈なのですね。

 

求められる資料等のことはおよそ理解でき、準備できています。

物理的なことは、納車されないとなんともなりません。が、陸運局行きは準備9割が鉄則。いくつか、諸先輩方のアドバイスをひろい集めましたので、ポイントをまとめておきます。

 

1、ヘッドライトの光軸。壁に照射してドライバーで調整して行くのがアナログ&無料コース。陸運局前のテスター屋さんに入って調整してもらう(約3000円)のが一般コース。何もしないで行き、ダメなら現場で調整しようというのがチャレンジャーコース。一応持参したい、光軸調整用の長いドライバー。どうにもダメなら、「古いクルマなのでハイビームでお願いします!」と言いましょうとのアドバイスをあちこちのサイトで発見。商用車は測定がやや雑(というか許容範囲が大きい)との情報あり。

2、ヘッドライトの光量。H12年式のトヨタ・コースターのヘッドランプレンズやレンズの中が曇っているということはおそらくない。電球、バッテリーは古いなら交換すべきかも。

3、サイドスリップ。ゆっくり走る、ハンドルを切らない。フロントタイヤのことだけを考える。クルマが正常なら、これだけがポイント。

4、ブレーキ、いつもよりうんと強く踏みしめること。

5、排ガス、黒煙。気になるようなら添加剤、空ぶかし。黒煙防止剤(試すべき?)

6、スピードメーター。いったん40キロより上にもっていき、下げて落ち着かせてから合図をするべし。

7、突起物と判断されるような後付けのパーツ。あれば問題になるかも。

8、ウインカー、バックランプ、ストップランプ、反射板など。これらは事前に確認する。

9、ブーツ類の破れ、マフラー穴、オイル漏れ、足回りのガタつきなど。

10、ホーン、車体番号の位置、発煙筒、灯火類、反射器(新規制適用ならサイドのオレンジと後ろの赤がそれぞれ2個不足)

11、そのほかの項目、空気圧、積載量表示(現状不明・書き込み式を準備)

12、サイズと重量(現地で測定の上記載変更になるはず)