アップサイクル 〜〜〜古民家プラス、トレーラーハウス〜〜〜
新しいライフスタイルを生み出す必要に迫られることになった= というのも、2020年からのこの面倒な騒動の副産物と思っている。
何か新しいことをやりたくなる。僕の場合、古民家プラス、トレーラーハウスのプロジェクトをやりたくなった。
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これまで衰退を続けると思われていた地方の中古住宅市場の風向きも少しは変わるかもしれない。人がすまない古家が増えて、都市に人が集中して、というトレンドが逆回転することはないとしても。
僕はもともと修理とか改造とかが好きだし、見えない部分に情熱が注がれたプロダクトが好きなので、今時の合理化が進んだモノの大半に薄っぺらさを感じてしまうところがある。
特に家やクルマのような大きなものはそうだし、家具とか衣類についてもそう感じる。あまり真剣になると疲れるのでできるだけ気にしないようにしているけれど、食べ物や飲み物も、きっと昔の、人によるひと手間、ふた手間をかけられたものか、自然に近いもののほうがよかったはず。
そういう感覚からすると、モノについてのリサイクル、リユースはもちろん重要なことだし、自分の欲しいものに仕上げていくなら、アップサイクルと言っても良いはず。詩的に言うなら、古いものに新しい命を吹き込むこと。そして価値を生み出すこと。これまでもなんとなく好きで、趣味で、してきたことだけれど、それをもっと本格的にやりたくなった。
効率重視なら、新しいものに交換するほうがよさそうな場面で、あえて修理したり、改造したりという手間をかけてモノを活用する。できれば、それがより効率的だったと言えるような方法で。
個人が関わることのできるその最大のモノは住居だと思う。
トレーラーハウスの決定的な弱点は、住民票が置けないこと。
古民家の決定的な弱点は、快適に住めるレベルにするまでのコストと時間。
この2つを組み合わせると、とても合理的な住居になる。
ガレージハウスを買う予算で、ガレージの中身も余裕で買えるはず。