Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターのカスタマイズ(新新、ベッド)

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ベッドの板とマットレスは、3rdシート後ろの三角スペースに収容。倒した椅子の背と昇降式のテーブルがベッドの支柱になる仕掛け。


ベッドの考察は延々と続きました。そして今は、これまでほとんど検討していなかった格納式を検討開始。ここまでの過程は別の記事に。

 

ところで格納式の嫌なところはベッドメイクの作業と、格納の作業。

しかし日常をよくよく観察してみると、うちの奥様は毎日それをやります!

ベッドなのにふとん扱い。寝室に布団干し場があります。毎日、起きれば布団も毛布も干します。ベッドのマットレスにも風を通したいらしい。

 

展開が必要なベッドでマットレスと寝具に風通しができることを好むか、それとも常設ベッドをそのまま放置するかと問えば確実に前者。これ以前に検討していた引き出し式ベッドでは、風通しに難あり。引き出してみたらカビっぽいとか、そうでもないけどなんとなくいちど風に当てたいとか、そんなことを言われそう。

 

と、いうこともあって、そして、ベッドの平面としてのサイズが空間を占有することがどうにも無駄、邪魔に思えて、それで、展開式のベッドを検討!

 

できそうです。収納場所は2人がけのサードシートの背中の裏の、三角スペース。

 

背もたれのあの角度、その後ろにできる悩ましいスペースを主たる格納スペースとして、さらに後方に少し余裕を持って垂直の壁をつくると、それがちょうど、貨物車としての要件でもある、乗員を荷物から保護するための隔離壁の位置になります! 

ここに、マットレスと、ベッドの背板を収容して、眠る直前に展開するだけ。設置も片付けも、きっと2分以内。住むわけじゃないし、住むとしてもこの方式を好みそうな奥様だし・・・

 

そしてなにより、カーゴスペースがほぼ独立して、そして両側の壁面にキャビネット方式で荷物を収容できそう。あの巨大なタイヤハウスの上に棚! 通路はタイヤハウスが向かい合う真ん中のスペース。乗らないけれど、バイクを乗せられるようなスペースをどーんと確保できて、掃除もしやすいし、大きな荷物の出し入れも容易。キッチンやシャワーもクローゼットも壁面に設置できて、これは面白くなりそう!

 

・・・その後・・・

 

順調です。ベッド板とマットレスを椅子の背の裏側に収容するためのボックスを製作完了。ベッド板はゴムボートの底板のようなイメージで二つ折り。それを布で覆って出来上がり。この板を転がすように展開するだけでベッドになります。そして、このベッドボードを支えるのは、倒した椅子の背と、昇降式のテーブルと、セカンドシートの肘掛ボックス。(試行錯誤の結果、ベッドはただの板で、足いらずになりました)

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ベッドはいくつかのパターンを試した後、リビングエリアの上に展開する方式を採用。