Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

トヨタ・コースターのカスタマイズ (ミシン仕事で、隙間攻め)

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助手席&運転席周囲には、ミシンワークによる小物入れがたくさん。


雨天に向く作業、ミシン仕事!

 

布と糸と針とミシンと作業場さえ用意すればどんどん好きなものを作成できる!

というのがミシン仕事の面白さ。成果が目に見えやすい仕事は面白いです。

 

まずは助手席側面と壁の間の隙間に、その隙間専用のトートバッグを作成。

中に小物入れをぶら下げていて、自立します。これで、スマートフォン、目薬、サングラス、ペン、地図、パンフレット、チケット、のど飴、ウエットティシューなど、細々としたものを一括管理できます。そしてサイドエフェクトとして、隙間に汚れが溜まりにくい&物を落としにくい。良好です。

 

次にその前方、助手席の足元、壁際のスロープ状のところにもその形に会う異形トートバッグ、こちらは足元の窓から覗かれるので同じ布製の蓋つきにしました。ここには、ブランケットや上着など、走行中に寒いと感じるときにさっと取り出したいものを収納。サイドエフェクトは、いつも必要とは限らないものが散らかることを防ぐことと、防音効果若干アップ? 

 

その次、シフトレバー周り&エンジンカバー周りをぐるっと覆い、同じ布のハギレを使ってあちこちに小物入れを作成。さらに、エンジンカバーと座席の間の隙間にも、カヌー状のトレイのようなもの入れを詰め込みます。何を入れるかは決まっていませんが、運転中にちょっとしたものを置くこともありそうですし、やはりこういうものがあることによってペンなどが隙間に落ちることも防げますし、掃除のしにくい隙間へのゴミの侵入ドメにもまります。

 

運転席周りは、パーキングチケットや燃料のレシートを入れるためのポケットや、懐中電灯、ペン、地図、ノート、カメラ、双眼鏡、SDカードなどの音源、ちょっとした工具、サングラス、目薬、虫除け、救急セット・・・ ドライブ快適化のための小物を効率よく収納できるようなポーチのようなものをぐるりと配置します。

 

このような隙間攻めを一気に始めた理由は、テスト走行をしてみた感想と反省点から。コースターくらいの大きさの車になると、やはり乗用車と同じような扱いができません。ちょっとしたことをするために、ちょっとした駐停車ができない、ということは、信号待ちや走行中でもさっさとそのちょっとしたことを済ませられるように整えておくべきー というのがひとつ。もうひとつは、ゆっくりの移動が面白いので、それに適した環境にしておきたいと思ったから。ドライブ旅行の楽しみは、素敵な場所を見つけて、そこに車を停めて、そこで過ごすというところに大きなウエイトがあると思っていたのですが、このクルマの場合は、視界がとても広くて、着座位置が高く、とにかく大パノラマの風景を眺めながらの移動になります。移動そのものが面白い。車内がとても広いということも手伝って、はやく目的地に到着して車内から出たいという欲求を感じにくくなる。大きいので停めにくいという理由もあり、休憩の頻度が少なくなるかもしれない。そうすると、特に助手席の人にとっては、移動中でもただ着席しているだけでなく、いろいろとゴソゴソしたくなるはず。メモをしたり、写真を撮ったり、調べごとをしたり、何か食べたり。ひょっとすると、お茶を淹れるなんてこともしたくなるかもしれない。そんなわけで、大抵のものが座席の周囲にあって、すぐに出したりしまったりできるほうがいい。そして、トートバッグ方式なら、隙間にぴったりさせやすいし、走行中に軋み音が出ないし、そして旅を終えた時、車内の掃除がしたくなっても、いろいろと整理したくなっても、細々としたものをあちらこちらから集めるような作業をしなくても、ハンドルに手をかけてさっと持ち出すだけ。次の旅の準備も簡単になりそうです。