Industnatural(インダストナチュラル)

「インダストリアル」と「ナチュラル」のハイブリッドライフを提案&実践中

DIY・ソーラーパネルの選び方&買い方(その2)

DIYでオフグリッドを目指す場合、何を重要視するかによって考え方が変わるとは言うものの、ソーラーパネルを購入する際に気にするべきことは一点だけで良いと思います。

 

それは、「中古良品。パネル一枚あたり250W以上、できれば270W」くらい。(2022年秋現在)

 

これ以下の場合・・・

・第一に面積あたりの発電能力が低くなり、一般的な住宅の屋根で、一般的な家庭の消費電力を賄うことが難しくなります。(屋根の面積がそこそこで、消費電力もそこそこの家庭を想定。蓄電池は17キロレベルとした場合)

 

・第二に、古すぎるパネルと出会う確率が高くなります。それは、ソーラーパネル発電効率が改善されてほとんど高止まりの状態になったのが一枚(畳サイズ弱)あたり250Wを超えるレベルだからです。このチェック方法はとてもざっくりとしたものですが、あれこれスペックを精査するよりもシンプルで合理的な判断基準と思います。

 

・第三に、輸送費のパフォーマンスが悪くなります。発電能力とは無関係に同じようなサイズならば同じくらいの輸送費がかかっているためです。

 

300W超の場合・・・

・300W超レベルのパネルは現在の最高スペックです。これ以上のパネルは効率が劇的にアップしているというわけではなく、サイズがアップしていて取り回しが難しくなっています。ベニヤ板などのサイズでいうところのサブロクからシハチへの拡大化のようなもので、大人一人ではうまく施工できないようなサイズ感です。サイズが畳一枚弱のレベルで300Wレベルの発電効率を持つパネルは存在しますが、まだまだ中古市場では見つけることが困難ですし、新品との比較で価格的なメリットもあまりありません。