DIY・太陽熱温水器(その2)ソーラーパワー!
ソーラーパネルを使ったオフグリッドシステムにゼロからチャレンジしようという人は、回り道ですが、最初に太陽熱温水器の導入に取り掛かると良いと思います!
・・・その理由・・・
・電気を扱う危険度がない。
・高所作業に慣れる。
・ソーラーエネルギーの威力を体で実感できる。
・太陽光発電で良い結果を得られるまでに失敗があっても、希望を持てる!
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太陽熱温水器、すごいです。
(設置後晴天2日あれば、夏なら完全に給湯器いらず)
大きめのタイプを選ぶと良いです。
(前日までの湯が残り、晴天でなくてもかなりの温度)
直圧式が良いです。
(給湯器経由と同じ勢いで使えます)
設置作業は見かけよりも簡単です。
(給湯器の入水経路に繋ぐだけ)
使い方も簡単です。
(給湯器のスイッチを「入れない」だけ。湯温不足の時だけ入れる)
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注意点
(以上の使い方の場合)
1、蛇口からの湯温に注意
(配管内の水が押し出されるにつれて湯温が上昇。夏ならそのうちやけどします。キッチンや洗面所でお湯を使った直後なら、お風呂でもいきなり高温の湯が出てくる可能性がある)
・・・回避方法・・・ミキシングバルブを使って、水と混ぜてから給湯器に入れる。希望温度の少し下で給湯器に入れて、そこから希望温度までの部分については給湯器に活躍していただく。燃料は使うけど)
2、給湯器の破損に注意
(太陽熱温水器からの高温の水を給湯器の入水経路に接続しても良いモデルとダメなモデルがあるらしい。・・・自信がない場合・・・最低限の機能しかないシンプルなガス式給湯器でトライ)
3、お風呂は、ワンタッチお湯張り完了というわけにはいかなくなる
(そのまま給湯する場合は、湯温をチェックしながらのお湯張りが必要)
4、配管の全てを温水対応にする
(冷水用では配管や接着、接続箇所が持たない。赤やオレンジの架橋ポリエチレン管は屋内用。紫外線に弱い上にジョイントパーツが高価なので、接着式のHTパイプや屋外用のポリエチレンチュープを選び、屋外用の保温カバーを被せると良いです。パイプ径は13mmが良いです。配管内に残る水の量を少なくできるので)