トヨタ・コースターのカスタマイズ (シートを洗浄)
後部座席にとオークションで手に入れた、100系コースターのシート。さすがに20年以上も前のシートというだけのことはあって、汚れているし、臭いもあります。このシートを洗浄してみました。
まずは、ケルヒャーのスチームと雑巾がけの繰り返し。これが一番良いのでしょうけれど、雑巾の扱いのために手がものすごく疲れるので、作戦を変更。
次の方法は、ケルヒャーのスチームと、マキタの建築現場用の掃除機(泥水でも吸えるタイプ)スチームで浮かんだ汚れをどんどん吸い込んでしまうわけですが、効果が見えないのでつまらない・・・
さらにその次、いよいよ本気になって、全体に洗剤をスプレーしてから、ケルヒャーの高圧洗浄機! これ最高。
椅子をのせた台を斜めにして、滴り落ちる水が一箇所を流れるようにして、その色をチェックできるようにします。どんどん出てくる、茶色の水! これ全部、雑巾に移しとるなんて一週間かかっても無理。
繊維の奥に染み込んだ汚れが水の流れの中に捕らえられてどんどん椅子から離れていく〜 という、見える効果はすばらしい。水の色が透明に近くなって、満足できるところで終了。あとはひたすら太陽と風にあてて、乾くのを待つ。
乾く間に雑菌が発生するとまた臭いの原因になるので、そんなことを考慮された洗濯用の洗剤を最初に吹き付けてあるのできっと大丈夫と信じたいところ。これでダメなら今度はアルコールを吹き付けてもう一度挑戦するつもり。
・・・その後・・・
ダメでした。乾燥する途中で臭いの成分を放出しようとするのかどうか、わかりませんが、臭いが残っています。座っていてもあまり気にならないのですが、ふとした瞬間に、パチンコ屋さんのそばを通ったときのような臭いがふわっとくる。
何度も鼻を近づけてみてもそんなに気にならないのに、なぜか時々思い出させてくれてしまうのです。これは、臭いの成分がどこかに集中的に残っているのか、全体の深くに染み込んでいるのか? どうにも判別できないので、もう一度高圧洗浄! 今度は違う洗剤を使ってみることにします。
・・・さらにその後・・・
三度の高圧洗浄をした後、4日ほど連続で屋外に昼も夜も放置して風と陽にさらし、車内に取り込んでからも窓をあけて陽に当てて、7日以上が経過。それでも完全には乾かず、臭いは減ったものの、かすかな放出が続いています。これ以上洗浄するといよいよ不具合が出そうな気がするので徹底的に乾燥させてみて、次のことはその後に考えることにします。
・・・そのまた後・・・
乾燥OK。ニオイOK。キレイなシートになりました。